タクシードライバーのリスクを知ることも重要
これまでの記事で、タクシードライバーは月収50万円以上を稼げる可能性のある職業ということをご紹介してきました。
他にも自分のペースで仕事ができることなど、時間にまつわるメリットもあります。
一方で、タクシードライバーには仕事上のリスクもあります。
ここでは、タクシードライバーになるなら知っておくべきリスクについて解説します。
交通事故のリスク
タクシーはお客様を接客しながらクルマを運転する仕事ですので、一般の車両よりも事故のリスクが高いと考えられます。
もちろん高い運転技術や経験で事故率を下げることはできますが、常に交通事故のリスクを考えながら運転をする必要があります。
たとえばお客様がどれだけお急ぎでも、法定速度を逸脱したスピードでの運転は交通違反でもあり、事故のリスクも高まります。
売上を上げようと無理に歩道に寄せての運転するなども、自転車との接触の危険があるので注意が必要です。
事故や違反は罰金だけでなくお客様、会社にも多大な迷惑をかける事になりますので、どれだけ経験を積んでも安全第一の運転を心がけましょう。
不規則な勤務による健康リスク
タクシー会社にもよりますが、1日20時間勤務してそのあと2日休むといった勤務形態もあります。
勤務時間が一定しないという点はもちろん、深夜帯を狙い目として集中的に流し営業をするなど生活が不規則なるのは避けられない悩みです。
そのため、一般的な会社員などよりも健康リスクは高いと言えるでしょう。
売上の達成のために頑張ることは良いのですが、何よりも自身の体調管理がしっかりできていないと、肝心の運転や接客に支障をきたします。
稼げるドライバーほど体調管理をしっかりとして、無理せず稼げるコツを熟知しています。
タクシー会社選びのリスク
一般的にタクシードライバーは稼げる職業というよりも、「ブラック企業」というイメージがあるのではないでしょうか?
もちろん時間や給与の面で優良なタクシー会社は多いですが、なかには社員の稼ぎや教育に無頓着なブラック企業同然の会社があるのも事実です。
これからタクシードライバーを目指す方、転職を考えている方はリスク回避のためにも、タクシー会社が優良かどうかを見極めるポイントをは把握しておきましょう。
優良会社の探し方については別の記事でご紹介していますのでそちらをご覧ください。
まとめ
タクシードライバーのリスクについてご紹介しました。
いずれのリスクも必ず起こるというものではなく、ポイントを押さえておけば回避することは可能です。
ドライバーのメリットともにリスクも把握したうえで、日頃の業務への取り組み、就職・転職を行うようにしましょう。