大手のほうが稼ぎやすいとされる3つの理由
タクシー会社を規模で見ると、普段タクシーを利用しない人でも聞いたことのある社名で、社員100人以上を抱える大手タクシー会社もあれば、名前もあまり知られておらず、社員も10人未満という中小規模のタクシー会社もあります。
一般的には大手のタクシー会社に就職するほうが稼げると言われています。その理由は次の3つです。
- ブランド力と信頼がある
- 固定客が多い
- 専用乗り場やアプリがある
それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。
1.ブランド力と信頼がある
お客様の立場からすると、長年地域の足として愛用されてきた大手のタクシー会社の持つブランド力は、大きな信頼につながります。
飲食店やホテルなどでは、法人契約をしているケースもあって、決まったタクシー会社を呼ぶというところも少なくありません。
2.固定客が多い
富裕層のお客様ほど、老舗で実績と信頼のある大手タクシー会社を利用するという人も多いようです。
また、大手のタクシー会社は共通で使えるタクシーチケットやプリペイドカードを発行しているため、すでに定期的に利用してくれる固定客を多く獲得しています。
3.専用乗り場やアプリがある
大手タクシー会社は都心のオフィスビルやホテル、空港、病院などに専用乗り場を数多く持っているケースが少なくありません。
流しでタクシーを走らせるよりも、専用乗り場で「待ち」をしたほうが効率よくお客様を乗せることができるからです。
また、最近では大手のタクシー会社がスマホアプリをリリースすることが多くなっています。
スマホでタクシーを呼ぶお客様が決まったタクシー会社のアプリを利用することで、固定客を獲得しているというケースもあります。
中小のタクシー会社でも月収50万円を稼ぐことは可能
ここまで大手タクシー会社のアドバンテージについてご紹介しましたが、あくまでもそれらはタクシー会社というくくりで見た場合のアドバンテージです。
大手は大手で管理体制やノルマが厳しい、歩合率が低いといったデメリットもあります。
また、中小のタクシー会社でも、ドライバーひとりひとりの接客マナーや地理についての知識、運転技術、効率的にお客様をお届けするコツが身についていれば、売上を伸ばして月収50万円を達成することも可能です。
まとめ
大手と中小はどちらも一長一短があります。大手だから稼ぎやすい、中小だから稼ぎにくいということはありません。
稼ぎの良し悪しを決めるのは、最終的に一人のドライバーとしての技術や知識、心が構えです。
タクシー会社を選ぶときは、自分が何を重視しているのかをしっかりと見極めたうえで判断するようにしましょう。