当サイトでは、ここまでに「稼ぐ秘訣」として、接客術や時間術、付け待ちのコツなどをご紹介しました。
タクシーは基本的に街中を走りながら営業する「流し」と、駅前や繁華街のタクシー乗り場でお客様を待つ「付け待ち」、お客様をお迎えする「無線配車」があり、この3つを使い分けることが効率的に稼ぐポイントです。
今回は稼ぐ秘訣の第5弾として、「流し」について解説します。
「流し」の需要が高い時間帯を把握する
1日のうちで需要が集まる時間帯を意識して走ることが、流し営業の基本です。
たとえば、早朝は自宅から職場へ向かう会社員の方などのタクシー需要が高まります。
いわゆるベッドタウンと言われるようなエリアを流し営業すると、都心のオフィス街へ向かう長距離利用のお客様をピックアップできる可能性があります。
また、深夜の繁華街や駅前は終電後に帰宅の足を探しているお客様が増えます。
このように、流しの需要が高まる時間と場所を把握しておきましょう。
タクシーを探すお客様に「空車」を見せる
タクシーをお探しのお客様は、街中を走行するタクシーのどこに注目しているでしょうか?
当然ながら、「空車」の表示ですね。
走行中のタクシーが空車かどうか分からなければ、お客様はタクシーを止めていいかどうか迷ってしまいます。
前の車との車間距離を空ける、タクシー待ちの人が多い場所ではゆっくり走行するなど、「流し」では歩道側から空車のサインをすばやく見つけられるよう配慮しながら走行しましょう。
また、信号待ちの交差点でタクシーを探している人も多いので、左車線の先頭は確保しておきたい場所です。
周囲の車両の邪魔にならないよう注意しながら、絶好の営業ポイントを狙う技術も稼ぐ秘訣と言えるでしょう。
人が集まるイベントは絶好の営業ポイント
コンサートやライブ、スポーツの大会など人が集まるイベントは絶好の営業ポイントです。
会場へ向かう方、あるいは会場から帰られる方のタクシー需要が大きく高まります。
最寄り駅から開場前に向かうためにタクシーを探している人を乗せたり、イベント終了後に公共交通機関の混雑を避けたいと考えている人を乗せるなど、イベント前後がチャンスです。
特に帰りは一斉にイベントに参加した人が会場を後にします。
開催場所の多くは特定のタクシー乗り場がない状態ですし、あっても行列ができているため、歩きながらタクシーを探すお客様が増えます。
まとめ
月収50万円以上を稼ぐタクシードライバーは、知識や経験から独自の流しの秘訣を持っています。
先輩ドライバーにアドバイスを乞うなど、情報を共有することも上手な流しを身につけるためのテクニックと言えるでしょう。