タクシーに限らずどのような業種でも、繁忙期があれば閑散期もあります。
たとえば引越し業者であれば、卒業や入学、就職の季節である3月~4月が繁忙期で引っ越し費用も値上がりしますが、逆に繁忙期を過ぎた6月~8月あたりは閑散期となります。
では、タクシードライバーの仕事がもっとも忙しくなり、売上アップのチャンスが到来する季節はいつでしょうか?
答えは12月です。
ここでは、売上アップが狙える12月で大きく稼ぐためのポイントをご紹介します。
なぜタクシーは12月が一番稼げるのか?
12月といえば、多くの会社で年末の挨拶回りや忘年会のシーズンとなります。
年末の挨拶回りでお得意先の会社へ移動したり、あるいは終電後まで忘年会を開いたりして、会社員や公務員の方のタクシー需要が高まります。
また、12月といえばボーナスの季節でもあります。
クリスマス商戦に代表されるように、12月は1年でもっともショッピングの需要が増加する季節ですので、重い買い物袋を下げて歩き疲れたお客様がタクシーを頻繁に利用されます。
ボーナスが出る時期ということもあって、多少遠くてもタクシーを利用したいというお客様が増え、客単価がアップすることも稼げる要因のひとつです。
タクシー繁忙期に売上アップを狙うポイント
では、タクシーが一番稼げる12月に売上を大きく伸ばすには、どのような意識で営業をすればいいのでしょうか?
ポイントをまとめましたのでぜひ確認してみてください。
歳末セールを行っている百貨店などで営業
年末の繁華街では、有名百貨店などが歳末セールを実施しています。
当然ながらショッピングを楽しむお客様の移動手段としてタクシーの需要が高まりますので、日中から夕方にかけては百貨店前などで付け待ちをすれば多くのお客様の乗車が見込めるでしょう。
特に高級ブランドなどがテナントに入っている百貨店では、富裕層のお客様が都心から郊外の自宅まで長距離で利用されるケースも多いため、客単価が大きく跳ね上がります。
週末の歓楽街や駅で営業
夜から深夜にかけては、忘年会終わりの会社員・公務員のお客様をピックアップします。
その年最後の飲み会ということで、2次会・3次会とはしごして終電後まで歓楽街にいらしゃるお客様も多くなるため、歓楽街から自宅、あるいは駅から自宅まで利用されるケースが増えます。
まとめ
なかなか思うように売上が伸びなかったというドライバーの方でも、12月は目標の月収を大幅に上回る成果が出すことができます。
この時期は繁華街や駅前のタクシー乗り場には長蛇の列ができることもあるので、効率的にタクシーを走らせることがポイントです。