月収50万円以上を稼ぐタクシードライバーに話を聞くと、前職はエンジニア、車両整備士、IT関連の自営業者など実にさまざまな経歴を持つ方が大勢います。
彼らも未経験からタクシードライバーとして独り立ちして初心者を脱却、月収50万円を稼ぐまでに成長しています。
未経験から月収50万円を稼ぐドライバーになるためには、どんなことを意識しながら仕事に従事すれば良いのでしょうか?
ここでは、1日の売上が5万~7万円台の脱初心者に向けてドライバーが意識すべき仕事術についてお伝えします。
営業区域の地理を覚える
脱初心者に向けてまずやるべきことは、営業区域の地理を頭の中に叩き込むことです。
お客様は当然ながら「タクシードライバーは道に詳しいもの」としてタクシーを利用されます。
特に東京23区の道路は複雑に入り組んでおり、東京住まいのドライバーでも最初の頃はまるで迷路に迷い込んだ感覚だったと語っています。
こればかりはタクシーを走らせながら、予習・復習を繰り返して地道に覚えていくしか上達の道はありません。
また、ナビの使用方法を覚えていつでも使えるようにしておくことも大切です。
新人らしく笑顔で元気な接客
お客様は、タクシードライバーが新人かベテランかなどわからない状況でタクシーを利用されます。
もしドライバーが道に迷ったり異なる道路に入ったりしたら、お客様は不安を抱えてしまいます。
そんな状況を少しでも和らげるのが、新人らしく笑顔で元気な接客です。
新人で道がわからないのであれば、素直に地理を勉強中であることや、ナビを使う場合があることを伝え、少しでもお客様に安心していただく努力をしましょう。
ドライバーが一生懸命なら、お客様も強く非難するようなことはありません。
元気な接客はお客様に安心していただくだけでなく、自分の身を守る仕事術でもあるのです。
何よりも事故を起こさないこと
初心者からベテランまで、タクシードライバーならだれもが意識すべきこと、それは事故を起こさないことです。
未経験者で初心者ドライバーほど、道を覚えたりお客様とコミュニケーションを取ったりすることに集中してしまい、ついスピードの出しすぎや脇見運転をしてしまいがちです。
タクシーの事故はドライバーやお客様はもちろん、会社にも多大な迷惑をかけることになります。
初心者であってもひとりのプロのドライバーとして、事故と違反に対しての意識を持ちながら仕事をしましょう。
まとめ
脱初心者のための仕事術についてお伝えしましたが、紹介した3つのポイントのいずれも特別なテクニックを要するものではなく、タクシードライバーならだれもが意識しなければならないことばかりです。
基本ほど習慣化すると疎かになりがちなので、常に3つのポイントを意識しながら、タクシードライバーとしての成熟と月収50万円を目指しましょう。