タクシー会社は、だれもが社名なら聞いたことがあるという大手企業から、知名度で言えばほとんど知られていない中小、零細企業までさまざまあります。
一般の企業と同じように、大手タクシー会社と中小タクシー会社の売上や社員の収入で比較した場合、大手タクシー会社の方が圧倒的に売上も社員の収入も上です。
だからといって、中小タクシー会社に就職、あるいは転職すると稼ぎにくいということではありません。
ここでは、中小タクシー会社で未経験から月収50万円を稼ぐ方法について解説します。
月収50万円稼ぐなら大手タクシー4社が有利
いわゆる「大手タクシー4社」とは、
- 大和自動車交通(株)
- 日本交通(株)
- 帝都自動車交通㈱(株)
- 国際自動車(株)
の4社です。
いずれも「高いブランド力」「共通のタクシーチケット」「専用のタクシー乗り場」という圧倒的に稼ぎやすい環境が整っているため、未経験ドライバーが月収50万円を最短で稼ぐなら、大手タクシー4社に就職・転職することをおすすめします。
【参考記事】
中小タクシー会社のメリット
大手4社以外の准大手・中小タクシー会社で月収50万円を稼ぐことが難しいのかと言うと、そんなことはありません。
中小タクシー会社には大手にはないメリットがあり、そのメリットを活かして技術や知識を身に着けていけば、未経験ドライバーでも月収50万円を稼ぐことは可能です。
社員を大切にしてくれる
社員数の少ない中小タクシー会社にとって、未経験者であってもドライバーは会社の売上を取ってくる大事な社員です。
ドライバー同士の横のつながりはもちろん、ドライバーと社長の距離も近いため、社員を大切に扱ってくれます。
さらに、未経験者ほど大きく稼げる可能性が高いとして、社員教育や研修に力を入れているか会社も多く見られます。
ドライバーの自由度が高い
大手4社は伝統やブランドという面でも、スケジュールや接客、労務・営業成績の管理などあらゆる点でドライバーの制約がきついとも言えます。
タクシードライバーは自由度の高さが他の業種にはない特長ですが、会社のルールに縛られて窮屈に感じることがあるかもしれません。
その点、中小企業は融通が効くため、のびのびと仕事ができるというメリットがあります。
中小タクシー会社で月収50万円を稼ぐ方法:まとめ
月収50万円を稼ぐなら大手タクシー会社が有利とは言え、東京23区に営業所を持つ中小のタクシー会社であれば、月収50万円ドライバーを多く輩出しているところもあります。
大手であれ中小であれ、月収50万円を稼ぐ方法は同じで、強いて言うならば自分の希望や理想とする働き方に合った環境を用意してくれる会社を選ぶことが重要です。