当サイトで何度もお伝えしているように、月収50万円以上を稼ぐタクシードライバーになるためには、東京23区を営業区域とするタクシー会社に就職することが必須条件です。
今回は東京23区内のタクシー会社に就職すべき理由をご紹介します。
東京のタクシードライバーの平均年収は日本一
日本の人口は年々減少傾向にありますが、東京都内だけは増加の一途をたどり、ここ数年間は「東京一極集中」と言われる現象が起きています。
さらに、東京駅周辺の丸の内は日本有数のオフィス街であり、「日本企業の売上高10%を稼ぐ」とまで言われています。
全国47都道府県のタクシードライバーの平均年収を知ることができる資料があります。
資料を見ると、タクシードライバーの年収を全国平均が316万円であるのに対し、東京都の平均年収は417万円と全国平均と比べても100万円の差があります。
次点の千葉県が370万円、関西の大都市である大阪で358万円となっています。
これだけでも、月収50万円以上を稼ぐためには、東京のタクシードライバーに就職すべきということが明確ですね。
さらに、東京都内でも常に発展し続けている「都内3区」と言われる中央区、港区、千代田区は、富裕層も多いエリアですので、なかには月収800万円以上を稼ぐタクシードライバーもいるようです。
観光地では稼げないのか?
日本には海外から訪れる旅行者に人気に観光地が全国各地に点在しています。
たとえば京都や大阪は、外国人観光客のみならず国内からの観光客にも人気のスポットがたくさんあるというイメージがありますね。
観光地であれば、こういった旅行客のタクシー需要が多く見込まれそうです。
ここでもまた、ある資料を見てみましょう。
観光庁が毎年、海外からの旅行者の傾向を調査する「訪日外国人消費調査動向」という資料があります。
資料によると、2017年に訪日外国人が最も訪れた都道府県の1~3位は、1位「東京都」、2位「大阪府」、3位「千葉県」となっています。
ビジネスで利用する人が多く、さらに海外からの観光客も多い東京が、いかにタクシーで稼げるがおわかりかと思います。
就職から最短で稼ぐなら東京のタクシー
2つの資料を使って、東京のタクシードライバーが稼げるという根拠を示しました。
もちろん、地方のタクシー会社に就職したから稼げないということはありません。
ただし、タクシードライバーとして就職してから最短で月収50万円以上を稼ぐという条件で考えると、やはり東京のタクシー会社に就職するほうが有利と言えるでしょう。